とても個性の強い女性に出会った
以前いた職場の同僚で、個性の強い女性に出会いました。
その人は仕事にとても真面目でした。そんな性格にさらに輪をかけてとてもこだわりが強かったのです。
最初の頃は職場の人にプライベートに触れてほしくないのかな?と思っていたのですが、二人きりで取るに足らない日常の話を話してみたところ、少しづつ話すようになってきました。その女性は心を許した人でないと家庭での話をしない人でした。
そんな関わりを持つようになってきたころに、彼女について思い当たる指紋配列がありました。それは「 直 」紋です。かねてから職場の人間とのあつれきが多かったのです。
ちょっと指紋を見せてもらおう
いきなり手のひらを見せてもらおうなんて誰でも警戒するものなので、会話の流れで指紋で占いができるといったことを話してから、彼女の手のひらを見せてもらいました。
やはり親指と薬指が渦巻きの「 直 」紋でした。
「あ、やっぱり」と思いながら、「どういう所にお子さんを遊びに連れて行ってる?」ときいてみたところ、ニコニコ顔で子供に関するいろんな話をしてくれました。
「 直 」紋の人はとても子煩悩で、たくさんの愛情を与えてあげるのです。ただ彼女の場合は産んだ子を守る猫のように周りに対する警戒心が強かったのです。
「 直 」紋そのままの彼女の性格
ほどなくして、彼女の家に行くようにもなりました。そこで一緒に住むお姑さんともお話するようになりました。
彼女が席を離れた時に、「孫が顔中に発疹出した時に、すぐ病院行かないでハーブから作られた軟膏だとかハーブティーとか出してきてねぇ。民間療法にすがるのかしら。」と話し始めたのです。
聞くと、ごはんを作っているときもお姑さんが作る料理を手伝わず、自分が作る料理しか触らない、とのこと。その他掃除や洗濯、近所づきあいに関しても愚痴をこぼしていました。
後日「嫁ぎ先の料理って口に合わないの?」ときいてみると、「実家と違って栄養が偏ってるし、味覚が違う自分が料理に関わると逆に迷惑なんじゃないか。それぞれのやり方でやるのがベスト。」とのこと。彼女なりにお姑さんに対して遠慮をしていました。
「直」の紋を持つ人は端から見ると不思議なこだわりを持ち、またそれをなかなか譲らない傾向があるのです。
職場でもトラブルメーカー?
彼女は本当に仕事のできる人でした。会社中の誰よりも。ただ黙々と仕事をして業務連絡をするにしても少しぶっきらぼうなところがたまにキズでした。 「直」紋の特徴である『思ったことをそのままオブラートに包まず話す』性格も少し敬遠される理由でもありました。
逆に人から嫌味を言われても嫌味と受け取らないところがあったので、なおのこと彼女は態度を変えようという事はありませんでした。純粋なのはいいことなのですが。
ある日、他の同僚とささいなことでもめることに。それがだんだん大きく傷口を広げて会社じゅうに知れ渡ることとなりました。
何があったのか、言いたいことは何なのかを双方にたずねました。どうやらお互いに十分話し合いができてなく、意志の疎通がうまくいっていなかったことが原因でした。
やはり彼女は「直」紋の典型で、相談や自分の状況をあまり人にすることはありませんでした。職場にしろ、嫁いだ先にしろ、人に自分をさらけ出すことをしないために誤解を受けやすく周りに理解されにくいのです。
そこで彼女に「自分の思っていること、威圧的な態度を取られた時の自分の気持ち」をきちんとケンカをした同僚に話してくることを勧めました。
職場では近寄りがたい雰囲気を漂わせていた彼女は同僚と和解することができました。
彼女の将来への展望
そんな彼女ですが、もともと旦那さんとお舅さんには恵まれているようです。端からすると扱いにくいとされる性格も後ろから「長い目で見てやってやれ」と温かく見守ってもらえています。
彼女は役割の範囲がはっきりわかればその中でしっかりと仕事をこなします。ですが自分をさらけ出して協調性を備えれば、それ以上の成果をあげられるはずです。これからも少しづつ周りに自分の気持ちを話すようにアドバイスしてますので、彼女に対する風当たりもよくなっていくでしょう。
また「直」紋特有のお金の管理もしっかりしている彼女は、貯蓄もだいぶ増えたので事業を起こしたいとの話をしてました。彼女ならしっかりしているし、建設的なアイデアも出してくるので安泰でしょう。
最後に
今回このブログ記事を書くにあたって、エピソードを提供させてくれたことを大変感謝いたします。

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